高野山真言宗別格本山 なたでら 那谷寺
那谷寺を巡る 境内

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書院(国指定重要文化財)

 
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書院
   開山堂裏より奥へ広がる新庭園は近年、作庭家中根金作氏により復元造園されたものです。直立した不動三尊岩を中心とした深山幽谷の感があります。名勝指定園に面した書院は天正の戦乱(室町末期)で諸堂伽藍が焼失した後、仮の御堂として建てられたものにて寛永十七年には利常公が書院として改造、自らこの書院に在って山上善衛門、後藤程乗等の名工をつかって、諸堂再興にあたったと言われています。この書院は、武家風書院造りで一間毎に柱が入り、特に玄関入口は当時としては珍しい土天井で他の書院に見る事の出来ない数々の特徴をもった重要文化財です。部屋は全て京間造りで、前南二間は仏間兼対面の間、東に面した部屋は装束の間、指定園に面した北間は利常公御成の間その前の廊下は家老の間となっています。
 
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